ひなもりろぐ

おとこのこ原型製作など〜

更新滞ってました…

 忙しさにかまけてブログの更新を怠っていましたね。。

ブログを楽しみにされている方がいらっしゃったら大変申し訳ございません。

去年からずーっと忙しいままで…忙しいのはいいことだとはおもいますがキャパオーバーになったら元も子もないので気を付けます。

余裕は作るものだよと言われて、あ~…と納得しましたが作れるようになりたいですネ。

 

 今後のイベント参加ですが、今年最後は11月23日(木・祝日)開催の

となりのモケイフェスティバルに委託参加いたします!

その次は来年2024年2月11日開催のワンフェス2024[冬]です。

 

となモのほうは版権結果がそろいましたので改めて記事にいたします。

ユリッペの組立TIPSがまだかけてませんでしたので次回の記事で書きます!

 

来年は嬉しいお知らせができると思いますので、引き続きよろしくお願いいたします‼

 

WF2023[夏]ありがとうございました!

 ワンフェス2023[夏]が閉幕してもう1週間ですね。

当日は猛暑の中、当ブースにお越しくださいましてありがとうございました!

また、キットをご購入いただきました皆様にも重ねて御礼申し上げます。

 

 今回ブースの写真を撮り忘れてしまったので帰りに撮ったWFの看板ですみません。。

4ホールは暑さがあったものの大きなトラブルもなく、またお隣のディーラーさんともお友達になれたり、作品に対する嬉しいお言葉をいただけたりでとても充実した日でした。

そしていつも温かいお言葉やお気遣いをいただいて、心支えになっている方々ともお会いできて嬉しかったです。

 

 三平くん!を発表してもう1年が過ぎただなんて、自身の体感では2年くらい経ってました(いろいろありすぎて)。

いままでになく短いスパンで作品発表してきたのでちょっと疲れがでてきましたが、やってきてよかったなとおもいます。

 

21年の夏に三平くんに堕ちて(その時はコロナでWF中止でした)、22年の夏WF再開ということだったんで絶対三平くん出す!という勢いで、販売アイテムも三平くんのみで挑みました。

あの夏が無かったら今はないとすら思うくらいの気兼ねでやってきたので実現してほんとうに嬉しかったです。版権元様およびWF実行委員会の皆様ありがとうございました。

 

今夏は釣りキチ三平連載開始50周年ということで、自分なりのユリッペでお祝い(賑やかし?)させていただきました。

ユリッペの購入層のかたは三平くんは買わないだろうな~と思ってたんですが、意外とユリッペと三平くんセットでご購入してくださった方がわりといておどろきました。

 

キットご購入いただきました方におかれましては、パーツチェックをお願いいたします。

シリコン型の関係でイベント終了後から2週間までがパーツ請求の期間となっております。お手数おかけしますが、ご確認のほどよろしくお願いします。

 

次回はユリッペの組み立てTIPS・4方向から撮った写真等をご紹介いたします。

 

 

 

 

7/30開催 WF2023[夏]参加します!卓番&販売アイテムのお知らせ

 お久しぶりです。脳内だけで記事を更新しているつもりになっていて、しばらくぶりのブログになります。。。

 

 タイトル通り、ワンフェス夏参加します!

版権結果も全アイテム無事許諾いただけました。版権元様、WF実行委員会の皆様この度も誠にありがとうございます!

 

『ひなもり』の卓番は 4-13-16 です。



当日の販売アイテムは以下の通りです。



★新作★

ユリッペ…!! 13,000-

全21パーツ(ユリッペ本体はレジンキャスト、ユリの花は3Dプリント出力品です)

f:id:yoshi_hina:20230725023938j:image

 

■再販■

魚紳さ~ん!! 16,000-

全21パーツ

 

三平くん! 13,000-

全18パーツ

トップ君 6,000-

全14パーツ

 

 よろしくお願いいたします!

 

 

 

 

 

 

 

 

魚紳さんのチェック模様手順

ずーいぶんかかってしまい申し訳ございません…

魚紳さんチェック模様についての記事です!

 

チェック模様の考え方

 マスキングテープを格子状に貼って吹けば一発でできますが、重なり合うところが段差になり、綺麗な線に仕上げるには不向きです。(できる人は、できるとおもう)

なので今回は、横ストライプを完成させたのち縦ストライプを重ねればチェック模様なるで!と思ったのでそうしました。

手順

 さっそく手順のご紹介です。当初は文章で書いていましたが全くもって分かりづらかったので絵にしました。

腕パーツを見本に手順を描きましたのでごらんください。

 いきなり塗装手順に入るのが不安だったり、チェック模様の想像がつかない場合は塗装に入る前段階(仮組状態)で、模様になる幅のマステでチェック模様を再現してみてください。

そうすると実感がわくとおもいます。わかない場合は…ご自身で試行錯誤してください!

ポイント

 意外と魚紳さんのブラウスの地の色は赤紫というかくすんだピンクなんですよね。。

チェック模様が入ると黒の密度が加算されるので暗めになります。

なので、地の色は暗くなりすぎなくてOKです。

 太チェック間は大体3mmで、袖の形状により狭くしてあります。

画像をみていただいたらおわかりかとおもいます。チェックの線も細くしたりしています。

 縦ストライプ工程の時は、なるべく正方形の格子状になるように貼ります。

なので何ミリ!と厳密にするのでなく、正方形気味の格子にすることを意識して貼ってください。

挟み込みマスキング

 綺麗な線をマスキングするにはどうすればいいのか。。

参考にさせていただいたブログ↓大変参考になりました。ありがとうございます!

plaza.rakuten.co.jp

 アイズプロジェクトさんの0.4mmマステは非常に綺麗な曲線が貼れて大のお気に入りです!もっと細いラインナップも出していただきたいですね…!!

 

手順17、実際の写真無くてすみません。。。

アクリルガッシュだったのでマステのみでマスクしましたが、ラッカー塗装なら余白の所はマスクゾルでもいけるとおもいます。

ラッカー塗装の場合、チェック模様はエナメル吹きにするとレタッチが容易かと思います。

 

パーツのマスキング及び塗装順

 袖のチェックが時間かかるのと、一番面積がおおきいので基準になるよう一番最初に手を付けました。

袖の横ストライプ(太・細)ができたら一旦ボディと組んで、袖の太細ラインとつながるよう胴側②のマスキングを開始します。

工程が進めば、同時進行します。(この辺写真ありませんでした…)
襟周り(③の所)は複雑なので線でブロック分けしたところごとに作業すると気が楽です。

 慣れてきたのか横ストライプ細太同時にしてますね。。

ということで、実際の作業写真です。

縦ストライプ配置時には、顔パーツをはめて線の流れが大丈夫か確認します。

OKだったら進めます。

身頃側のチェック模様のポイントは、左右の身頃のチェックが地続きにならないようにします。(つながっててもいいですがつながらないほうが自然かな?お好みで…)


最後はベストの刺繍もレタッチし、全体にトップコート吹いて完成です!

背景はごちゃついているのでいつも通りのモザ処理です。

 

面相と肌の質感

 顔パーツだけの面相のせていなかったので。。これだけだと誰やねんってかんじですけど全部のパーツつけると魚紳さんになるので大丈夫です!

 魚紳さんは三平くんからみたらおじさんになるわけですが、アニメの設定資料には26歳の記載があったりアニメ雑誌インタビューでは30代とか言ってて結構適当です。

原作では明確な表記はなかったような気がしますが、30前半くらいが自分的にはいいのでそうします。

 肌の質感でいうと、三平くんは超若い…ぴっちぴちのぷりっぷりなので表面は滑らかでないとだめですが、魚紳さんの肌がつるつるだと違うので少々砂目っぽくつや消しトップコート(水性プレミアム)をかけてます。

魚紳さんが美容に力入れてるキャラだったら30代でもつるつる仕上げでもいいと思いますがそんなキャラではないので…ですがお好みでつるつるでもいいかもしれませんね。

 髭ですが、個人的に滝太郎~イシダイ編の容姿(キャスティング大会編も好きですがもう髭きれいにしてる)が好きなので髭の剃り残し描いています。

髭のモールドはつくってませんので、髭の有無はお好みでどうぞ。

髭あるとチクチクさせることができてロマンだと思いませんか。何とは言いませんが。

 

 

…記載終了まで大変お時間がかかってしまい申し訳ありません。

時間かかったわりにそんな情報量ない感じがして本当にすみません。。。

長きにわたって書いた魚紳さん記事はこれにて一旦おわりとさせていただきます。

お付き合いいただきまして誠にありがとうございました!

書き忘れとかありましたら、また書きます…!

魚紳さん組立TIPS&使用色(アクリルガッシュ)

 今回はTIPSと使用色のご紹介です。

魚紳さんのブラウスの色めーーっちゃ悩みました。。。!

赤色ってムズイ!!

 

組立TIPS

■顔周り

 魚紳さんの顔周りのパーツはとても小さいので指が疲れます。

なので、もみあげパーツ群はゲートがついたまま表面処理すると指の疲れが軽減されるとおもいます。

バリとり→パーティングライン処理→#3MスポンジヤスリFINE軽く→#400水研ぎ(ペーパー)→#600水研ぎ(ペーパー)→ゲートから切り離し→切り離したとこ表面処理

という感じです。

 

■サングラスのブリッジ

複製の都合でサングラスのブリッジ部分は余分な箇所がありますので、原型画像を参考に削って成形してください。

一気に削らず、少しずつ削っていってください。

 

また、複製時に歪みが発生していますのでお湯で温めて(煮ないでください)調整してください。お湯でやりづらい場合はドライヤー等を使用してください。

どちらの場合もやけどをしないようお気を付けください。

 

■チェッカー模様モールド・顔の傷・口

これは自分が使ってみてよかった道具ですので、予算に都合がありましたらオススメです。

ダイヤフィニッシュプロ#600でモールドをなぞるようにやすり掛けするとモールドがシャープになります。

顔の傷・口もスミ入れ時に塗料がスッとながれるようになります。

 

軸打ち箇所

両手・両もみあげ・サングラスつる右には軸打ちしませんでした。

●両もみあげは2液性エポキシ樹脂接着剤で接着

●サングラスつる右は取り外しできるようにピットマルチ2で仮止め

●前髪・サングラスつる左・サングラス(パーツ番号5・6・7)側に真鍮線を接着

 

使用色

髪はこげ茶、サングラスは赤茶みたいに塗ると色の差が出るとおもいます。

サングラスの色は時期によってマチマチなのでお好みでどうぞ。

サングラスのトップコートは半光沢にしました。

 

黒字…ターナーU-35 赤字ターナーアクリルガッシュ 青字ホルベインアクリリック

■肌

ベージュ(D043)+トランスペアレントブラウンアイアンオキサイト+コバルトブルー(ヒュー)

 

■肌カゲ

トランスペアレントブラウンアイアンオキサイトとコバルトの量を増やす

 

■面相(眉毛・アイライン・黒目部分共通)

下書き:トランスペアレント ピロール オレンジ

清書:バーントアンバー+トランスペアレント ピロール オレンジ+ジェットブラック

 

■髪

バーントアンバー+トランスペアレント ピロール オレンジ(少量)+ジェットブラック

カゲ色はジェットブラックを足す

 

■ベスト

黒い部分:バーントアンバー+コバルト

黒い部分のカゲ:ジェットブラック

ベージュの部分:ホワイトベージュ(D043)コバルト

ベージュの部分カゲ:ボーンブラックを足す

※ベージュ部分カゲは黄味を足したほうがいいですが加減しないとちゃちくなるので注意してください。黄系のカゲ色もムズイ!

 

■背中の刺繍・キャップの白い部分

ホワイト+セルリアンブルー ディープ+ナフソール レッドライト

キャップ白い部分カゲ:ボーンブラックを足す

 

■ブラウス

クリムソン(D001)+ヘリレン マルーン+コバルト

 

■ブラウスのチェック模様

ジェットブラック

 

■キャップ

赤い部分:ヘリレン マルーン+キナクリドンスカーレット

チェッカー模様黒:ジェットブラック

ヘリレンマルーンは血色ってかんじの鮮やかでいい色です

 

■Gパン

セルリアンブル ーディープ+トランスペアレント ピロール オレンジ+ニッケルアゾイエロー+コバルト+ボーンブラック

カゲ色はなし。トップ君の記事に書いた塗り方です。

 

■クツ

ヘリレン マルーン+バーントアンバー

 

 

 …という事で魚紳さんの組立TIPS&使用色でした。

魚紳さんの脚、長くて重いんで2mm真鍮線の軸を持ち手にして塗装しました。

塗装するときは軸打ちした部分以外に穴をあけたほうが軸穴が広がらないのでいいと思います。

お次はやっとこチェック模様です!!

 

魚紳さんぐるり&グラサン下

 WF2023[冬]にて販売しました「魚紳さ~ん!!」の彩色画像です。

組立・塗装の際にご参考ください。今回もアクリルガッシュで塗装しました。

ブログ内の画像は無断転載禁止です。Repost is prohibited.

 

 個人的お気に入り角度は右斜め後ろからのアングルです。
サングラスかけてるので目線が限定されない利点があり、いろんなシチュを想像できるな~と塗り終わって思いました。

三平くんと飾って色々想いを馳せていただけると幸いです。

サングラスの下

 サングラスはコンパチ仕様ではないですが、パーツを接着しない限りグラサンなしで楽しむこともできます。原作ではグラサンなしでキャップをかぶることはないんですが、ガレキなら叶います!

当日版権システムの賜物です。許可を得て表現・販売できるって素晴らしくひたすらにありがたいですね…。

 

 

 ということで、次回は魚紳さん組立TIPS・使用色になります。

チェック模様詳細はその次となりますので今しばらくお待ちいただければ幸いです。

トップ君塗装記録【アクリルガッシュでエアブラシ編】

 三平くんの時は作業記録撮る間がなかったので今回は…!と思ったんですがそんなに撮れませんでした。。ので、ある分だけご紹介したいと思います。

顔周りの塗装とマスキング

①の状態は 肌(固有色)にシャドウ吹きが終わり白目を吹くために目の周りをマスキングしている所です。

①に至るまでには 肌→肌カゲ→つや消しトップコート→乾燥 しています。

トップコートをしっかり乾燥させないと変なシワが入りますので注意!)

 

細かくカットしたマステを貼ると境目がガタつくので、なるべくチマチマ貼りしないほうが綺麗に仕上がると思います。(写真はチマチマ貼りしてしまっている…)

 

境目がガタついてもレタッチで直せればあんまり問題ないかとおもいます。

いらぬ手間が発生しますが。。

 

②は白目の次に髪の毛を塗るので肌の部分のマスキングしたところ

鼻と耳はブルタックでマスクしました。

 

③白目を吹き終わって確認しているところ

白目の範囲だけ塗っているつもりでも塗料は結構広範囲に散るので、写真にはうつってませんが髪の毛のところはラップでマスクしていました。

 

④髪の毛を塗装が終わったところ

この後マスキングをはがしてレタッチし、つや消しトップコートを吹きます。

 

ズボンの塗装

黒いズボンにしたので、シャドウ部分を先に吹いて全体をまんべんなく吹くやり方をしました。

黒いズボンも完全に真っ黒を塗るんでなく、紫よりの黒を塗ってます。

 

こんなかんじ。これは途中なので最終的にはあんまし差の出ないかんじになってしまった。。。

デニムのアタリが出てる感じにするのであればこの状態くらいがわかりやすいかもしれません。魚紳さんのGパンとか。

 

 …そんな感じです。

次回は魚紳さんの彩色状態をご紹介します。グラサンなし状態の顔もあるよ…!