魚紳さん組立TIPS&使用色(アクリルガッシュ)
今回はTIPSと使用色のご紹介です。
魚紳さんのブラウスの色めーーっちゃ悩みました。。。!
赤色ってムズイ!!
組立TIPS
■顔周り
魚紳さんの顔周りのパーツはとても小さいので指が疲れます。
なので、もみあげパーツ群はゲートがついたまま表面処理すると指の疲れが軽減されるとおもいます。
バリとり→パーティングライン処理→#3MスポンジヤスリFINE軽く→#400水研ぎ(ペーパー)→#600水研ぎ(ペーパー)→ゲートから切り離し→切り離したとこ表面処理
という感じです。
■サングラスのブリッジ
複製の都合でサングラスのブリッジ部分は余分な箇所がありますので、原型画像を参考に削って成形してください。
一気に削らず、少しずつ削っていってください。
また、複製時に歪みが発生していますのでお湯で温めて(煮ないでください)調整してください。お湯でやりづらい場合はドライヤー等を使用してください。
どちらの場合もやけどをしないようお気を付けください。
■チェッカー模様モールド・顔の傷・口
これは自分が使ってみてよかった道具ですので、予算に都合がありましたらオススメです。
ダイヤフィニッシュプロ#600でモールドをなぞるようにやすり掛けするとモールドがシャープになります。
顔の傷・口もスミ入れ時に塗料がスッとながれるようになります。
軸打ち箇所
両手・両もみあげ・サングラスつる右には軸打ちしませんでした。
●両もみあげは2液性エポキシ樹脂接着剤で接着
●サングラスつる右は取り外しできるようにピットマルチ2で仮止め
●前髪・サングラスつる左・サングラス(パーツ番号5・6・7)側に真鍮線を接着
使用色
髪はこげ茶、サングラスは赤茶みたいに塗ると色の差が出るとおもいます。
サングラスの色は時期によってマチマチなのでお好みでどうぞ。
サングラスのトップコートは半光沢にしました。
黒字…ターナーU-35 赤字…ターナーアクリルガッシュ 青字…ホルベインアクリリック
■肌
ベージュ(D043)+トランスペアレントブラウンアイアンオキサイト+コバルトブルー(ヒュー)
■肌カゲ
トランスペアレントブラウンアイアンオキサイトとコバルトの量を増やす
■面相(眉毛・アイライン・黒目部分共通)
下書き:トランスペアレント ピロール オレンジ
清書:バーントアンバー+トランスペアレント ピロール オレンジ+ジェットブラック
■髪
バーントアンバー+トランスペアレント ピロール オレンジ(少量)+ジェットブラック
カゲ色はジェットブラックを足す
■ベスト
黒い部分:バーントアンバー+コバルト
黒い部分のカゲ:ジェットブラック
ベージュの部分:ホワイト+ベージュ(D043)+コバルト
ベージュの部分カゲ:ボーンブラックを足す
※ベージュ部分カゲは黄味を足したほうがいいですが加減しないとちゃちくなるので注意してください。黄系のカゲ色もムズイ!
■背中の刺繍・キャップの白い部分
ホワイト+セルリアンブルー ディープ+ナフソール レッドライト
キャップ白い部分カゲ:ボーンブラックを足す
■ブラウス
クリムソン(D001)+ヘリレン マルーン+コバルト
■ブラウスのチェック模様
ジェットブラック
■キャップ
赤い部分:ヘリレン マルーン+キナクリドンスカーレット
チェッカー模様黒:ジェットブラック
ヘリレンマルーンは血色ってかんじの鮮やかでいい色です
■Gパン
セルリアンブル ーディープ+トランスペアレント ピロール オレンジ+ニッケルアゾイエロー+コバルト+ボーンブラック
カゲ色はなし。トップ君の記事に書いた塗り方です。
■クツ
ヘリレン マルーン+バーントアンバー
…という事で魚紳さんの組立TIPS&使用色でした。
魚紳さんの脚、長くて重いんで2mm真鍮線の軸を持ち手にして塗装しました。
塗装するときは軸打ちした部分以外に穴をあけたほうが軸穴が広がらないのでいいと思います。
お次はやっとこチェック模様です!!