ひなもりろぐ

おとこのこ原型製作など〜

魚紳さんのチェック模様手順

ずーいぶんかかってしまい申し訳ございません…

魚紳さんチェック模様についての記事です!

 

チェック模様の考え方

 マスキングテープを格子状に貼って吹けば一発でできますが、重なり合うところが段差になり、綺麗な線に仕上げるには不向きです。(できる人は、できるとおもう)

なので今回は、横ストライプを完成させたのち縦ストライプを重ねればチェック模様なるで!と思ったのでそうしました。

手順

 さっそく手順のご紹介です。当初は文章で書いていましたが全くもって分かりづらかったので絵にしました。

腕パーツを見本に手順を描きましたのでごらんください。

 いきなり塗装手順に入るのが不安だったり、チェック模様の想像がつかない場合は塗装に入る前段階(仮組状態)で、模様になる幅のマステでチェック模様を再現してみてください。

そうすると実感がわくとおもいます。わかない場合は…ご自身で試行錯誤してください!

ポイント

 意外と魚紳さんのブラウスの地の色は赤紫というかくすんだピンクなんですよね。。

チェック模様が入ると黒の密度が加算されるので暗めになります。

なので、地の色は暗くなりすぎなくてOKです。

 太チェック間は大体3mmで、袖の形状により狭くしてあります。

画像をみていただいたらおわかりかとおもいます。チェックの線も細くしたりしています。

 縦ストライプ工程の時は、なるべく正方形の格子状になるように貼ります。

なので何ミリ!と厳密にするのでなく、正方形気味の格子にすることを意識して貼ってください。

挟み込みマスキング

 綺麗な線をマスキングするにはどうすればいいのか。。

参考にさせていただいたブログ↓大変参考になりました。ありがとうございます!

plaza.rakuten.co.jp

 アイズプロジェクトさんの0.4mmマステは非常に綺麗な曲線が貼れて大のお気に入りです!もっと細いラインナップも出していただきたいですね…!!

 

手順17、実際の写真無くてすみません。。。

アクリルガッシュだったのでマステのみでマスクしましたが、ラッカー塗装なら余白の所はマスクゾルでもいけるとおもいます。

ラッカー塗装の場合、チェック模様はエナメル吹きにするとレタッチが容易かと思います。

 

パーツのマスキング及び塗装順

 袖のチェックが時間かかるのと、一番面積がおおきいので基準になるよう一番最初に手を付けました。

袖の横ストライプ(太・細)ができたら一旦ボディと組んで、袖の太細ラインとつながるよう胴側②のマスキングを開始します。

工程が進めば、同時進行します。(この辺写真ありませんでした…)
襟周り(③の所)は複雑なので線でブロック分けしたところごとに作業すると気が楽です。

 慣れてきたのか横ストライプ細太同時にしてますね。。

ということで、実際の作業写真です。

縦ストライプ配置時には、顔パーツをはめて線の流れが大丈夫か確認します。

OKだったら進めます。

身頃側のチェック模様のポイントは、左右の身頃のチェックが地続きにならないようにします。(つながっててもいいですがつながらないほうが自然かな?お好みで…)


最後はベストの刺繍もレタッチし、全体にトップコート吹いて完成です!

背景はごちゃついているのでいつも通りのモザ処理です。

 

面相と肌の質感

 顔パーツだけの面相のせていなかったので。。これだけだと誰やねんってかんじですけど全部のパーツつけると魚紳さんになるので大丈夫です!

 魚紳さんは三平くんからみたらおじさんになるわけですが、アニメの設定資料には26歳の記載があったりアニメ雑誌インタビューでは30代とか言ってて結構適当です。

原作では明確な表記はなかったような気がしますが、30前半くらいが自分的にはいいのでそうします。

 肌の質感でいうと、三平くんは超若い…ぴっちぴちのぷりっぷりなので表面は滑らかでないとだめですが、魚紳さんの肌がつるつるだと違うので少々砂目っぽくつや消しトップコート(水性プレミアム)をかけてます。

魚紳さんが美容に力入れてるキャラだったら30代でもつるつる仕上げでもいいと思いますがそんなキャラではないので…ですがお好みでつるつるでもいいかもしれませんね。

 髭ですが、個人的に滝太郎~イシダイ編の容姿(キャスティング大会編も好きですがもう髭きれいにしてる)が好きなので髭の剃り残し描いています。

髭のモールドはつくってませんので、髭の有無はお好みでどうぞ。

髭あるとチクチクさせることができてロマンだと思いませんか。何とは言いませんが。

 

 

…記載終了まで大変お時間がかかってしまい申し訳ありません。

時間かかったわりにそんな情報量ない感じがして本当にすみません。。。

長きにわたって書いた魚紳さん記事はこれにて一旦おわりとさせていただきます。

お付き合いいただきまして誠にありがとうございました!

書き忘れとかありましたら、また書きます…!