三平くん!組み立てTIPS
本日は組み立てTIPSです。三平くんのキット組立時にお役立ていただければ幸いです。後ろ姿のせてなかったですけど背景がごちゃついててすみません。
今回ご紹介するのはほんの一例で絶対こうしろというものではありません。
ガレージキットの組み立て方法は今や動画やブログでいくらでもみれるいい時代になりましたので、様々な方法をお調べください。
いろんな方のやり方を比較したり勉強するのは楽しいですよ。
大まかな流れは
①パーツチェック
②洗浄・仮組
③磨き(表面処理)
④塗装
になります。
①はすでに済んでおられるとおもいますので、解説はありません。
②のときに「バリとり・段差修正・形状良化等・軸打ち」を同時に行います。
洗浄(離型剤落とし)は「入れ歯洗浄剤漬け→中性洗剤+ジフを付けた歯ブラシでまんべんなく磨く」を行っています。
この作業で塗料が剥げたりとかの事故は今までありませんでしたので、ずっとこれでやっています。
■バリ取り例
バリを取ったら形状を整えたり毛先をシャープにしたりしましょう。
気泡があれば埋めてください。
シアノンは単体で使うより、ベビーパウダーを混ぜて使うとサクサクして良いです。
湯口(複製時にできる余分な部分)とダボ(パーツとパーツの接合部)を間違えて切断しないように注意してください。
ダボかどうかは片方の接合面をみて確認しましょう。
■軸打ち
これは必ず必要な作業で、慣れないとあまり楽しくない作業ですがたいへん重要です。
真鍮線1本では重さで回ってしまうパーツがありますので、負荷がかかったりする箇所は2本打つのがおすすめです。
右足は一番負荷かかるところで、1本だと確実に回ってしまうので補助として1.0mmの真鍮線をつけると安全です。
1.5mm真鍮線はくるぶしのとこまで入れてます。
★軸打ち箇所詳細(8/13追記)
負荷のかかるところは1.5mm真鍮線で、補助や負荷の少ないところは1.0mmを使っています。
軸打ち箇所はキットにのこっている、原型作成時の軸打ち痕跡を見ていただくとわかるかと思います。
③は大体#600位までで十分かとおもいます。重要なのは何番までかけるかというより前手のヤスリ傷を消せているかどうかです。
#320→洗う→#400→洗う→#600→洗う という感じで。。
パーツの形状を意識しながら表面処理してください。
この部分は硬い・やわらかい、張りがある…などを想像し、意識するだけでも違いますので。
④今回プライマーはフィニッシャーズを使用しましたがなかなか良いのではとおもいます。防毒マスク必須です。
ムギワラ帽とか草鞋なんかは、3Mのスポンジ研磨剤(ウルトラファイン)をササーと全体かけるくらいで全然大丈夫でしたので、網目の磨きが手間であればそれでOKです。
彩色は季節と家庭の事情でアクリルガッシュになりましたが、詳細は次回のブログで書こうと思います。
非常にざっくりでしたが追加がありましたら都度更新いたしますのでよろしくお願いいたします。