アクリルガッシュでエアブラシ 前編
今回はアクリルガッシュをエアブラシで使用するには…を書いていきます!
長くなるので前・中・後で分けていこうと思います。
前編は使用する道具類についてです。
■道具・画材
【アクリル絵の具】
三平くん!に使用したのはターナーのU-35アクリリックスシリーズです。
白は従来のアクリルガッシュです。
アクリリックスは従来のアクリルガッシュと違い、色によっては透明度があります。
(リキテックスのアクリル絵の具は前から透明度があるものが存在していました)
従来のターナー製アクリル絵の具は彩度がかなり高いものばかりでしたが、U-35シリーズはそれほど彩度が高すぎないラインナップで調整しやすいのでは?とおもい使用しました。
いきなりやってあんまり失敗しないで済んでよかったんですが、何事も初めてすることは練習や検証をしたほうがよいです。
【筆洗い用のコップ】
絵具を混ぜる筆の休み場。
アクリルガッシュは乾くのが早いので、絵具が付いた筆を放置しているとすぐに固まってしまいます。
【エアブラシ】
私が使用しているエアブラシはタミヤのトリガーエアブラシ74540です。
トリガータイプが手の小さい(指が短い?)自分には合っているのでこれを使っています。
道具は自分の手になじむものが一番で気兼ねなくつかいましょう。
【コンプレッサー】
いただきもののWAVEコンプレッサー317を使用しています。
壊れていないので買い替えしていません。
【防毒マスク】
希釈には水を使うのでシンナー臭とかの心配は無いんですが、霧状の絵の具を吸ってしまう事になるのであったほうが安全です。
色によってはカドミウム等の有害物質も含まれるので身体のためにも塗装の際は装着しましょう。
【塗装ブース】
Mr.スーパーブース使ってますけどあんまり吸わないし無いよりましな感じです。
自作ネロブース作りたいですね!
【アクリル絵の具用の筆】
ビニール袋に入っている筆はアイペイントに使用したもので、隣の平筆は絵具を混ぜるときに使用します。(必須)
タミヤの極細筆はアイペイント時にも活躍しますし、アイペイント用として使えなくなったらニードル掃除とかにも使えて便利です。
アクリル絵の具を使うときは「アクリル絵の具用」の筆を使用しましょう。
【紙パレット】
色を作るときに使用します(試色時)。普通のパレットでもいいですが、紙パレットだとどう色を作ったかのこせるのでいいかなとおもいます。捨てるのも簡単。
【マヨカップ】
ネットでアクリル絵の具をエアブラシで使っている方はこれを使用しておりましたので、その通りに使いました。
蓋もできて、直接容器内で混ぜることもできるのでこれが正解だと思います。
容器が白いので色の確認も迷いがでません。
ダイソー以外だと8個入り。
【洗浄瓶】
ホムセンに売ってます。これに水を入れてエアブラシの洗浄時やもう少し水足したいときに使いました。あると便利。
【うすめ液・お茶パック】
うすめ液はエアブラシ時に追加で希釈したいときに使用しました。あるといいとおもいます。
お茶パックは混ぜた絵具を濾すために使用します。
濾さずに使用するとエアブラシが詰まって大変なことになるので毎回濾しましょう。
濾してもラッカーに比べて粒子が大きいので、ニードルやノズルの掃除はこまめに行うとトラブルになりません。
色によって詰り具合がちがいます。
また、濾すときに絵の具が余分に染み込んでいくので色は想定より多めに作っておくと安心です。
【マスキングの道具】
マスクゾルなんかは危なそうなので今回は使っていません。
3Mのマスキングテープとブルタックをマスキングに使用しました。
マステはタミヤでも問題ないとおもいます。
ピンセットはキットの磨き作業にも使うので必須アイテムです。
マスキングにはマスキング用で真ん中のやつを使っています。
【トップコート】
必須アイテムトップコート…!これなんで大瓶ないんですかね。
これを使用することによって保護層ができ、墨入れや修正が可能になります。
あと仕上げにも。
しかし、U-35の透明色のツヤはさほど艶消しにはなりませんでした。
吹き終わったら毎回吹き出し口をきれいにしておきましょう。
【油汚れマジックリン】
エアブラシの洗浄や失敗したときの消しゴム代わりに使用します。
大変洗浄力がキツイので、水で4倍希釈して使用しています。さっさとふき取りたいときは1:1でもOKですが、塗膜が荒れそうで怖い。
…使用する道具類はこんな感じかと。
次回は塗装時の資料集め・考え方を書いていこうと思いますのでよろしくお願いいたします!